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2010年08月11日のアーカイブ

3D Ready!

私たちSimplismは、iPod/iPhoneの関連アクセサリーばかりを作っているイメージが強く、展示会などで説明すると驚かれることが多いのですが、映像の切替、分配をする機器もリリースしています。main_visual2_4c.jpg

HDMI切替機(4入力1出力)/ HDMI Switcher 4x1
HDMI分配機(1入力2出力)/ HDMI Switcher 1:2
HDMI分配機(1入力4出力)/ HDMI Switcher 1:4
HDMI分配機(4入力2出力)/ HDMI Switcher 4x2

この4機種を、3年前の2007年の10月から随時リリースしてきました。
当時は、HDMIのバージョン、1.3が策定されたばかりで、対応機器があまりないときに、いち早く市場に投入してきたシリーズです。

HDMIのバージョンはAV機器の進化と共に向上を続けてきましたが、バージョンが上がる度に、ざまざまな不具合が発生することが多いのも特徴でした。
本来HDMIは下位互換であるはずで、間に介する機器のバージョンに合わせて適宜出力する映像ソースのスペックを調整し、特別な設定がなくても表示できるはずなのですが、実際はケーブルの帯域に問題が出たり、テレビのHDMIの処理にバグがあったり、様々な原因があって結果「映らない」ということが頻発していました。

コンポーネントやコンポジットなどのアナログ接続では、多少の問題があっても必ず映ったのですが、デジタルの場合、1つでも不具合があるとブラックアウトして全く映らないという状態になりがちでした。

また、当時はプロジェクターが著しく進化し、テレビとプロジェクターを同時に使うというホームシアターシーンが急激に増えてきて、一台のBlu-rayプレイヤーを2台、3台の機器に分配したいという要求がでてきた時代でした。

しかしながら、ただでさえ様々な要因で表示されなくなってしまうトラブルが多いHDMI規格で、しかもHDMIバージョン1.2から1.3への過渡期で出力機器も様々なスペックが混在している時代。市場で販売されていた分配機でのトラブル報告は本当に多く、私たちは様々な原因と対策を調べ続け、「映らない」というトラブルを、ユーザーにとって最もシンプルに解決する手段として、「SmartSplit」と機能を私たちの新しく作る分配機に盛り込みました。
4-2remote_002.jpg
「SmartSplit」を簡単に説明すると、テレビやAVアンプ、プロジェクターのスペックを読みとり、ユーザーの出力したいスペックでBlu-rayプレイヤーなどのソース機器から出力させる指示をだすプログラムです。
このおかげであまり深く考えなくても「映らない」とうトラブルに巻き込まれることを劇的に減らすことが出来ました。

結果、コンシューマー向けの切替/分配機としては品質、安定性の面からも高い評価をいただき、一般ユーザーだけではなく家電量販店などの展示用テレビの分配などにも大量に導入していただきました。

そして、HDMIの進化が予想される将来にわたっても長期のサポートが出来るように、プログラムを内部から書き換えできる機構を用意してありました。

mode4_upgrade.jpg2009年6月には、
不満の多かったHDMIの音質を改善するためのモード、「Audio優先モード」を追加しました。これは背面のDipスイッチで3種類のモードの切替ができる「SmartSplit」に、4番目のモードとして追加しました。購入済みのお客様にも対応するために、外部からのアップデートを承ることにしました。
このファームウェアの着想点は本当に独特ではありますが、HDMIの音質低下の原因の1つである、大きく帯域を占有するDeepColorを強制Offにして、音質の低下を防ぐ、という、コロンブスの卵のようなアイデアが盛り込まれております。
色域を増大させるDeepColorの効果は、実のところそれほど実感できるコンテンツはあまりなく、PlayStation3など、DeepColorを強制的にOffに出来ない機器にとってはケーブル帯域を占有してしまうトラブルの原因の1つでもありました。

3d_sticker.jpgそして、今回、私たちは2度目となるアップグレード、3D映像に対応する「3D over HDMI」パススルーの対応ファームウェアをリリース致しました。
今回は新製品で出し直す、ということも考えたのですが、今まで販売してきた製品の完成度の高さ、ユーザーの利便性を考えると、3年前にリリースした製品であっても出来る限りアップグレードにて対応させていただくことにしました。

しかしながら、ただアップグレードするだけでなく、動作の各種チェック作業やお客様宅への返送作業もあり、どうしても有料での受付となってしまいました。何卒ご了承下さい。
また、今回の3D対応ファームウェアには、Mode4「Audio優先モード」も含まれております。
今まで気になっていた皆様も、この機会にアップグレードをお願い致します。


4-1mini_back_001.jpgまた、今回のアップデートプログラムの対象外であるHDMI切替機(4入力1出力)/ HDMI Switcher 4x1に関しては、アップグレードを行なわなくてもすでに3D over HDMIに必要なスループットが確保されており、そのまま対応品となります。
安心してお使いください。


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