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2009年09月のアーカイブ

iPodを守るケースとケースを守る技術

090914_023b.jpg
・一歩先をいく二つの工夫

私たちSimplismは、今年のiPodシリーズに対応したアクセサリーを作るにあたり、2つの新しい工夫を盛り込みました。

ひとつめは先日のエントリーで取り上げた、「無くさない」Dockコネクタカバー。ふたつめは今回紹介する「アンチスクラッチコーティング」です。


・iPod/iPhoneケースは何から出来ているのか

現在、iPod/iPhoneのアクセサリーで使用される素材は非常に多くの種類があります。素材にはそれぞれ一長一短があり用途やデザインに合わせた素材をチョイスして使用しています。以下、素材ごとの簡単に長所、短所を列挙します。

 シリコン
 長所:擦り傷に強い、衝撃に強い、比較的安価
 短所:半透明のため外観が大きく変わる、薄くしすぎると千切れやすい

 レザー(PU/本革など)
 長所:手触りのよさ、豊富な生地
 短所:比較的高価、天然素材のため形状が崩れやすい

 布(フェルトなど)
 長所:手触りの良さ、刺繍や染色などデザインに最適
 短所:袋状になってしまうため、中身を完全に隠してしまう、操作しにくい

 ネオプレーン
 長所:防水性能、伸縮性があるためぴったりとフィットしやすい
 短所:比較的高価、生地が厚く全体的に大きくなってしまう

 フィルム
 長所:外観を変えない
 短所:貼るのが少し困難、耐衝撃性は皆無

 ポリカーボネイト
 長所:透明度が高く外観を変えない、衝撃に強い
 短所:擦り傷に弱い

最近では他にもアルミやTPUなども使われています。上記の中でもiPodのスタイリングとカラーリングを極力隠さずに高い保護性能を発揮する素材、ポリカーボネイト製のケースは高い人気を誇っています。


・ポリカーボネイトとは

非常に頑丈で軽く、透明感に優れたポリカーボネイトはサングラスや車のヘッドランプレンズなど様々な製品に使われています。一見万能に見える素材ですが、非常に大きな弱点を持っており、ポリカーボネイト単体は非常に擦り傷がつきやすいことがあります。ポリカーボネイトを使っている音楽CDなどを思い浮かべていただけると傷の付きやすさが想像できるかと思います。


・ケースをも守るコーティング技術

いままでのポリカーボネイト製のiPodケースは擦り傷に非常に弱く、3日もすると傷が目立ち始め、そのまま使い続けるとみすぼらしいほどに傷だらけになってしまいます。もちろん中身を守るのがケースの役目であるため、それでもケースとしての問題はないのですがケースを付けていると汚く見えてしまうのが大きな課題でした。

今回私たちが発表した
Simplism Crystal case for iPod nano (5th)
[シンプリズム・クリスタルケース・フォー・アイポッドナノ]
は、傷が付きやすいポリカーボネイトの弱点を克服するために、高級家具やピアノの塗装などに使われる、「UVコーティング」を複数回施しました。透明なUVコーティングを平滑に塗布することは非常に困難な技術なのですが、工場の努力で可能にしました。透明でありつつも傷が付きにくく頑丈なCrystal case for iPod nano (5th)は、カラフルなiPod nano 5thシリーズに最適なケースと言えるプロダクトになりました。


・コーティングの耐摩耗性テスト
csc1.jpg
左から順に、
当社製:非コーティングケース(新品)
当社製:コーティングケース(新品)
他社製:iPhone用 非コーティングケース(1ヶ月使用)
※一般的なポリカーボネイトの傷の付きやすさを比較するためのケースです。

非コーティングとコーティングのケースを、表面が梨地で仕上げられているプラスティックの板に擦りつけ、比較します。
csc2.jpg
csc3.jpg

以下は耐摩耗テストの動画です。

最初に擦ったのが非コーティングのケースです。コーティングしていても完璧に傷が付かないわけではありませんが、比較にならないほど低減していることが分かっていただけるのではないかと思います。


090914_022b.jpg
また、Crystal case for iPod nano (5th)にももちろん「無くさない」Dockコネクタカバーが付属しています。


できるだけ美しく、長く大事にiPodを保護したいとお考えのかたは、是非Crystal case for iPod nano (5th)を選択肢の一つに加えてみてください。


遅れて来た天才

お久しぶりです。ブログをアップした最中にサーバーのメンテナンスをアレやコレややっているうち、ブラウザから直接書いたブログが巻き戻って心が折れていたダグです。

自分の日頃の行ないが悪いため、誰も同情してくれません。なので、心を入れ替えてきちんとブログを書き綴ろうと決心しました。ごめんなさい。

そんな傷心の中、新iPod nanoも発表され、アレやコレやもちょっとずつ発売することができました。シルバーウィークも足早に去り、まだまだ新製品の準備などをしつつ、色々楽しみ(苦しみ)が続いていくのが人生ですね。


閑話休題。


新iPodの話は方々で取り上げられていると思いますし、僕がつたないことを描いても致し方ないので任せます。

みなさんは、Genius使ってますか? 僕は、ミックスアルバムやギャップレスなどで、曲順自体を変えられないジャンルを好んで聞くため、シャッフル機能はまったく使わず、同じ理由からGeniusもまったく使っていません。

...という理由を後付けしてますが、実はWindowsでは、今までGeniusが使えなかったんです...。iTunesでGeniusをONにすると、iPhoneとの同期が失敗していました。

いろいろ、セキュリティソフトだなんだの影響だと言われていましたが、個人的にはiTunesのアップデート以外ではどうにもならない印象でした。

Macで使えばイイだけなんですが、個人的な理由から曲はWindowsに入れていたため、今更なかなか...。

それが、やっとこさ今回のアップデートでやっと動作しております(涙)
Genius Mixもついてきて、いきなりいっぱい機能が増えた感じ。

geniusmixes20090909.jpg

Geniusは自分のライブラリでは、以前実装された直後に試したときは、人気なさ過ぎてデータベースからも相手にされていない曲が多く、ちょっと寂しい感じでしたが、これは別にGeniusが悪いわけではなく、趣味の問題なのでどうしようもないかと思っていたのですが、今回試すと以外にもかなりデータベースが充実したらしく、残念な感じが格段に減りました。

なので、Genius Mixでもちょっと期待期待しつつ再生してみたのですが、これがなかなかにおもしろいツボを突いてきます。

スマートプレイリストと違い、項目を細かく指示することもなく、勝手にできあがったMixは意外なほどにしっくりきています。これは結構使うかも。うちのライブラリ野中には、本人すら、「こんなんあったっけ?」という曲が多いため、意外な掘り出し物がまだまだ眠っている気がします。そんな曲達をサルベージするのに、このGenius Mixは重宝するかもしれません。

やっと時代に追いついた僕のiPodライフ。まだまだ色々な機能が実装されていくiTunesですが、遙か昔のポンコツPCで動いているiTunes、実は一番ありがたいのは動作が若干軽くなったことかもしれません。Windows 7も発売になった今、いい加減新しいPCで動かしてやらないと昨今のアプリには役不足ですね。


iPodにあらたなコントロール手段を

090825_001b.jpg
新ipod nanoの発表から怒濤の新製品ラッシュを繰り広げているSimplismですが、日本のサプライメーカーでは初となるiPod用コントロールアダプター、

Remote Controller 3 Buttons for iPod
「リモートコントローラー・3ボタン・フォー・アイポッド」

をリリースしました。
090825_005b.jpg
このリモートコントローラーは、Apple社がイヤホンからの外部コントロールのために独自にステレオミニジャックを4極に拡張した規格に準拠しています。
そのためApple社iPhone 3GS用イヤホンや、iPod shuffle 3rd用イヤホンについているリモコンと同じコントロールが可能です。


リモートコントローラーの開発スタート

実はこのリモートコントローラーは今年の3月にiPod shuffleが突然更新されたその晩のうちに企画していました。
さまざまな要因があり発売が伸び伸びとなってしまい、やっと先日リリースすることが出来ました。
20090313_shuffle_remote.jpg
iPod shuffle 3rdの発売日には他にもこのような形のリモートコントローラーが企画としては上がっていましたが、iPod shuffle 3rd以外でも使える汎用タイプとしたかったため採用しませんでした。


パーツの配置と外観デザイン

リモートコントローラーを作る上で部品をどう配置するのか、何度も議論を繰り返して決定しています。
操作パネルの基盤自体は非常に小さくできるのですが、使い勝手の面からステレオミニジャックをリモート部に内蔵しました。
rm2.jpg
赤く色が付いてる部分がステレオミニジャックのスペースです。
リモート部の大部分の体積はこのミニジャックのパーツが占めており、純正リモコンと比べると大きくなっています。
なるべくコンパクトに見えるようにデザイナーがボタンの配置、スイッチの割り方をデザインし、使用時には邪魔にならないように背面にクリップを付けることで洋服やカバンの縁に取り付けが出来るようにしました。


用途に合わせたコードの長さ

電車で移動をしている女性を観察していると、iPodはカバンの中に入れて音楽を聴き、曲を変える度にカバンから取り出している光景をよく見ます。
rm1.jpg
このリモートコントローラーは、トートバッグなど深いバッグにiPodを投げ込んでもきちんと操作部が外に出せる長さ、45cmに設定しました。


操作コマンド一覧
rm4.jpg


モデルごとの動作可能コマンド一覧表
rm3.jpg
iPodは2008の秋にリリースされたモデルから、4極のステレオミニジャックを搭載するようになり、外部コントロールの受付が可能になりました。
ただし全てのコントロールが可能というわけでなくモデルによって若干の違いがあります。
各モデルごとの動作可能コマンドを一覧表にしました。×マークは動作しないコマンドとなります。また、この表に載っていないモデルは全て非対応となります。






再生/停止 早送り 音量調節 Voice Over
次曲/前曲 巻き戻し
iPod shuffle 2nd (2007) × × × ×
iPod shuffle 3rd (2009)
iPod classic 80/160GB (2007) × × × ×
iPod classic 120GB (2008) × ×
iPod classic 160GB (2009) × ×
iPod nano 3rd (2007) × × × ×
iPod nano 4th (2008) × ×
iPod nano 5th (2009)
iPod touch 1st (2007) × × × ×
iPod touch 2nd (2008/2009) ×
iPhone 3G (2008) × ×
iPhone 3GS (2009) ×


※2008年に発売されたモデルでは最新のファームウェアにアップデートしないと動作しません。
iPhoneではマイクが付いていないため通話は不可能です。

※2009/09/30更新 iPod touch 2nd (2008/2009)及び、iPhone 3Gにおいて、OSバージョンを3.1にアップデートすると早送り、巻き戻しが出来るようになることを確認しました。情報を提供して下さった方、ありがとうございます。


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