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2009年08月31日のアーカイブ

Apple製品の何が変わったのか

そろそろああなるんじゃないか、こうなるんじゃないかと噂が激しく飛び交っているAppleのオーディオプレイヤーでiPodですが、デザインや機能、容量、カラーバリーエションなど、毎年リニューアルされています。
あまり外観が変わってない場合でも、公式で発表していませんが内部の電気的な仕様を変更していることがあるので一例をご紹介いたします。


iPod nano 3rd → iPod nano 4thの仕様変更
ipn.jpg
・12Vラインの停止

従来のiPodはFireWireでデータシンクロ、チャージをしていたのですが、USB 2.0の登場後はより汎用性の高いUSBへとシフトしていきました。
iPod nano 3rdまではFireWireの出力電圧である12Vでの充電ラインがDockコネクタのピンに残されていたのですが、iPod nano 4thで完全に遮断されてしまいました。
このことによって、FMトランスミッターなど、車の12VバッテリーからそのままiPodに電力を供給していた製品のほとんどが充電できなくなり、非対応となってしまいました。


・4極ステレオミニプラグに対応

イヤホンジャックを4極対応に変更し、Apple In-Ear Headphones with Remote and Micのように、外部小型リモートコントローラーに対応するようになりました。ただし、iPod nano 4th発売時のファームウェアでは対応せず、iTunesでアップグレードすることで対応できるようになります。
このイヤホンジャックの変更は、iPod classic 80/160GB → iPod classic 120GBでも施されており、iPod classic 80/160GBではリモコンが効きません。見た目は全く変わらなくても内部の仕様が変わっている典型的な例です。


iPhone 3G →iPhone 3GSの仕様変更
ipe.jpg
・外部コントロールに対応

iPhone 3Gは最初から4極イヤホンプラグを採用していましたが、外部からのボリュームコントロールができません。Apple In-Ear Headphones with Remote and Micの対応品の中には含まれていません。
実際動作させてみると、再生、停止、早送り、巻き戻し、通話は可能ですが、ボリュームコントロールだけができないのです。
iPhone 3GSからはボリュームコントロールにも対応し、付属品のイヤホンマイクも変更になっています。

ip3.jpg
・供給電圧によるエラー表示

iPhone 3Gでは充電器から供給される電圧が低くなっても特にエラーメッセージは出なかったのですが、iPhone 3GSでは電圧が規定の範囲から外れたときにエラーメッセージを表示して電源供給をカットするようになりました。
この現象は、きちんとAppleの厳しい認証プロセスを経て「Works with iPhone」を取得して発売しているEmergency Batteryでも起きます。Emergency Batteryで使用する乾電池には、放電が進み中身の電気が無くなると電圧が落ちる特性があるのですが、落ちたときにiPhone 3GSでは「このアクセサリはiPhoneでは動作しません」と表示されてしまいます。
※乾電池の容量が尽きて交換時期というだけで、iPhone 3GSにも問題なく動作いたします。詳しくはこちらをご覧ください。


スタイルや機能の変化とともに、細かく内部仕様の変更をしている理由の一つには、Dockコネクタなどのデータや電力供給を伴う製品には、Apple社の厳格な認証プロセスを通過した「Made for iPod」、「Works with iPhone」に準拠している安全性の高い製品を使ってもらい、違法な非ライセンス品の充電器などの排除をしたいという意図があるのではないでしょうか。

iPod/iPhoneのDockコネクタに電気的な通信が発生する商品をお買い上げになる時には、ぜひ一度製品のパッケージをご確認ください。
Apple社の仕様に準拠している「Made for iPod」、「Works with iPhone」のマークがある製品をお選びいただければより安心してお使いいただけると思います。


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