Simplism「Leather Collection」のつくりかた 前編
Simplismでは、先月の5月20日に、iPod touch、iPod classic、iPod nano用レザーケースをリリースいたしました。
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企画を開始してから完成に至るまでおよそ7ヶ月かかってリリースいたしました。
これほど長い時間がかかってしまったのは、細かいディティールにこだわり、トライ&エラーを何度も繰り返していたからです。
今回のブログではどのようなプロセスを経て完成に至ったのかをレポートしたいと思います。
Simplismレザーケースの骨格を決める
まず私たちが行なったのは、レザーケースをつくるとしたらどのような物が欲しいのか、発売までにどのようなプロセスが必要かの意見をスタッフ全員で出し合いました。
そして、まとまったのが以下の4点です。
(1)全てのケースに共通の仕様を盛り込む。
(2)本革を使用する。
(3)低価格で提供する。
(4)マジックテープを使用しない
(5)1種類だけではなく、シリーズとしてプロダクトする。
(6)MacWorld 2009にサンプルを出品する
(1)全てのケースに共通の仕様を盛り込む。
まず最初にこだわった点が、如何にして統一感のある製品群を作るかということでした。
レザーのケースの市場調査をしてみると、市販されていたレザーケースはブランドによっても見た目がバラバラの物が多く、非常に雑多な印象を与えていることに気づきました。
そこで私たちはSimplismのブランドポリシーである、シンプルさを満たしつつも、一目でSimplism製品であると分かるような共通仕様を入れることにしました。
そしてSimplismデザイナーであるK太郎氏にデザインの依頼をして、
「メタルパーツ」を使用するという、Simplismらしさをアピールするアイデアができました。
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こうしてデザインのアウトラインが決まりました。
(2)本革を使用する。
種類が無限とも言える本革素材の中から、Simpilsmのデザインにマッチするものを見つける必要がありました。
材料選びはフィーリングが全てといっても過言ではなく、実物が必要でした。
色々なお店から革のハギレや、革製品のサンプルを大量に買い集め、質感や堅さ、厚みなど、全てを満たしている最適な素材を探しました。
何種類ものサンプルの中から、うっすらとツヤがあり、触り心地がソフトにありながら、ムラの少ない皮革を選び出しました。
普通の皮革に比べるとコストが高く、販売価格が上がってしまうため使いにくい素材でしたが、レザーケースの最重要ポイントである、「フィーリングの良さ」だけは妥協できませんでした。
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また、初期の頃は、全てのレザーケースを全面本革仕様にするつもりだったのですが、iPodを出し入れするときの汚損が激しく、内張りだけは汚れが付きにくいPU素材にしました。
(3)低価格で提供する。
クオリティを高く保ちつつも、気軽に買える価格帯にすることがSimplimのブランドポリシーです。
(2)と(3)は相反する要素ではありますが、いくら良い物を作ったとしても、高単価のものはSimplismのブランドポリシーともマッチしません。
クオリティが高いものが出来るとしても日本の工場ではコスト面の折り合いをつけることが難しいため、当社の望む品質の縫製が出来る中国の工場を見つけることが解決策でした。
結果的に、品質と、デザイン、コストのバランスがうまく取れた製品作りができたと思っています。
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